あなたは、やることがいっぱいなのに時間が足りない、集中できない、と悩んでいませんか。
実はこの記事でお伝えする時間管理テクニックを使えば、作業効率もあがり、集中できるようになりますよ。
なぜなら、私も実践してみて作業効率があがったし時間の管理も以前よりしやすくなったと実感できたからです。
この記事では、ポモドーロテクニックを実践してみて、わたしが感じた良かったこと、悪かったことをお伝えしていきます。またこうすればいいのではと思うことも合わせて紹介します。
この記事を読み終えると、ポモドーロテクニックを試してみる価値があると思えるようになりますよ。
Contents
ポモドーロテクニックをやる前の準備は2つ
ポモドーロテクニックをやる前の準備は2つあります。それぞれ説明していきます。
やることをリストアップして作業を細かく分ける
まずはやることをリストアップして作業を細かく分けましょう。
やることを書き出さずに頭で考えているだけだと、気が散ったり、調べることが出てきたり、他のことに気をとられて結局いつの間にか時間が過ぎていたということになりかねません。
後で説明しますがポモドーロテクニックは25分集中して作業し、5分休むことを繰り返すので、25分で作業を終えやすくするためにできるだけタスクを細かくしてみましょう。
例えば、「シチューを作る」を細分化してみます。
シチューを作るを細分化
- レシピを探す
- 必要な材料をあらかじめ調べる
- 買い物に行って具材を買う
- 具材を下ごしらえして適度な大きさに切る
- 鍋に材料をいれ煮込む
- お皿に盛り付ける
というようなイメージです。
タスクを細分化したら優先順位を決めます。
優先順位が決まったら横に時間や、できなかったことなどを書けるようなリストを作ります。
タイマーを用意する
あともう一つはタイマーを用意しましょう。
何でも構いません。
キッチンタイマーでもいいしスマホアプリでもいいし、YouTubeの動画のタイマーもあります。パソコンのポモドーロタイマーなどもあります。
わたしはあとで紹介する、パソコンで使うポモドーロタイマーが使いやすかったです。
やったらダメなこと
5分の休憩時に、何か頭を使う作業をすることは止めましょう。
しっかりと休憩を取ることを心がけてください。
やりがちなことなのですが、5分の休憩の間にスマホを見たり、メールを見たり、読書をしたりすると脳が働いてしまいます。
休憩の時はしっかり頭を休めることが重要です。
なぜかというと5分間という休憩は、集中力や脳が回復する時間のため、頭を働かせるような行動はしない方がいいのです。
瞑想、歩く、トイレ休憩、ストレッチなどはおすすめです。
休憩するとパフォーマンスがあがるという研究結果もあります。なので、特に勉強などでポモドーロテクニックを使用している人は休憩時には何もしないことをおすすめします。
ポモドーロテクニックのやり方
ポモドーロテクニックとはフランチェスコシリロというイタリア出身の作家によって考案された時間効率化のテクニックです。
トマトのキッチンタイマーを使ったことからポモドーロテクニックと名前がつきました。
1987年に考案されてから30年以上使われ続けていることから、効果が期待できそうです。
やり方は、25分集中して作業をし、5分休憩をします。
これを1セットとして1ポモドーロと言います。4ポモドーロ行い、4セット目の休憩は長めの休憩(15分~30分)とります。
ポモドーロテクニックは作業を時間通りに行うだけではありません。
最初に作ったやることリストに、作業がうまくいったのか、うまくいかなかったのか、反省点、気づいた点などを書き込みます。
これを振り返って、改善するところがあれば改善していきましょう。
メリットとデメリット
やってみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 適度な休憩を取ることで、25分の作業時間の集中が高まる
- 自分がどんな作業にどれくらいの時間がかかるのか見積もれるようになる
- 無駄なことをしなくなる
- 次回の反省や改善が可視化しやすい
デメリット
- 会社ではやりづらい
- 向いてない人もいる
- 一番集中している時にタイマーが鳴ると高まっていた集中が台無しになる
会社では電話がかかってきたり、話しかけられたりすることが多いので、ポモドーロテクニックはやりづらい環境です。
対策として「2ポモドーロだけは必ず集中してやる!」などと決めて行う方法でやっていくのがいいかもしれません。
また、一番集中している時に、途中で横やりが入ると集中がゼロになってしまいます。つまり時間の無駄になります。
なので、急な連絡が入ってどうしても急ぎの場合は、2~3分で済む作業ならやってしまう。
急ぎでないなら、別の予定外のTodoリストに入れて後でやるようにします。
注意点
注意点として、ポモドーロテクニックは向いている作業と向かない作業があるということです。
向かない作業とは、深い集中の継続を要する仕事には向きません。
また、長文を読解する問題を解くなどの勉強にも向きません。
なぜならタイマーが鳴ることで集中が切れてしまうので逆効果になるためです。なので勉強でも暗記などはいいですが、集中して問題を解く場合には逆効果になりますので注意が必要です。
作業についても、深く考えるような仕事の場合にはしないようにしましょう。作業時間をはかるのみにするのが賢明です。
向いている作業は、単純作業です。
単純作業を続けていると、最初に比べて半分以下の仕事効率になっていきます。
ポモドーロテクニックで25分作業し、5分の休憩を入れると集中力が回復します。
向いているものと向いていない作業があるので、自分なりの方法を見つけていくのがいいと思います。
ポモドーロテクニックの目的は短時間の集中を繰り返し、振り返りを行い、それを可視化して改善していくことなので、自分なりに活用してみましょう。
ポモドーロテクニックをやってみた感想
やってみた感想ですが、休憩が多いから疲れにくいと感じました。
また、25分、5分が1セットの30分なので、時間の見積もりがしやすいです。
30分単位なので考えやすいということと、あと途中で切れた場合も「早くあれやりたい」とか「続きをやりたいな」って思うので、面倒だなと考えなくなった気がします。
決まり通りにやらなければならないと、こだわらずに、自分なりの方法にするのがいいと感じました。
ポイントとしては、25分という時間に決めつけず、自分が集中できる時間でポモドーロを使用して、集中が必要な仕事の時は時間を計るだけにする。作業にどれくらいかかるかだけを目的にする方が良いと感じました。
また長い仕事を短いスパンにわけるので、頑張れます。
適度に休憩が取れるので疲れにくいし、休憩が多いと感じます。やることリストのタスクも、少しずつ完了させていくと達成感も味わえます。
おすすめのツールを紹介
使ってみてよかったと思うツールは「Pomofocus」です。
わたしも自分にあう方法を模索中です。やることリストについては、手書きやパソコンなどを試していますが、まだよい方法が見つかっていません。
やってみた感じでは、シンプルなほうが使いやすいという印象です。なので、やることリストについては、今のところ手書きのほうがやりやすいと感じます。
タイマーについてもアプリなどをいれてみましたがスマホのアプリはおすすめしません。
ついスマホをみてしまうし、スマホが自分の近くにあるとメールなどの通知音が鳴ったときに集中が切れやすいからです。
時間管理のポモドーロテクニックを試してみましょう
時間効率の方法や集中できる方法をあなたが模索しているなら、ポモドーロテクニックを試してみるべきです。
なぜなら私はポモドーのテクニックを実践してみて時間管理が少しやりやすくなったと感じているからです。
「何から手をつければいいのかわからない」という状態から少し改善したので良かったと思います。改善の余地はたくさんありますが、しばらく自分なりの方法を探してみようと思います。
自分の作業時間を把握でき、振り返りをして改善していけば、もっと時間短縮できるかもしれません。時間は有限です。1日を過ごして、気が付いたらいつの間にか時間が過ぎていたという状態だともったいないですよ。
ポモドーロテクニックを取り入れて、時間の効率化を目指しましょう。
ポモドーロテクニックについて詳しく知りたい人はこの本を読んでみてください。